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2007.04.16
「逆マニフェスト」と「議員通信簿」
「逆マニフェスト」とは、
●文京区の住民から発案された区長、区議会への政策提言
マニフェスト。
「議員通信簿」とは、
●多摩市民が多摩市議会をウォッチングして現職市議の活動
を独自評価した通信簿。
*地方議会にも有権者のチェック機能が働きはじめた証左だろうか?
http://www.asahi.com/national/update/0416/TKY200704160082.html
●住民らが「逆マニフェスト」提言集 区長選候補に提示
ー2007年04月16日朝日新聞ー
東京都文京区の住民有志が、住民の立場から実現してほしいと考える区の「施策提言集」を作成し、15日告示の区長選の候補者らにこのほど提示した。ホームページでも公開、今後もネット上で意見を募って随時修正を加え、選ばれた区長や区議会にも活用してもらう方針だ。ネットユーザーが自発的に編集に参加して発展させてゆく、いわば「ウィキペディア型」の政策集といえそうだ。
作成したのは、区民約30人で作る「文京の未来を育てる親子の会」。無党派を掲げ、公務員や都市コンサルタント、新聞記者、IT系会社員らがそれぞれの専門性を生かし、実現を望む政策を練ってきた。
「提言集」は教育、街づくりなど11項目、45ページに及ぶ。教員委員公募などを提案、住民主体のまちづくりをうたう。二つの公園を廃止し、跡地に総合体育館を移設したり、中学の統合校を建てたりする区の計画に対しては、「公園があることでまちの資産価値が高まる」などとして反対を表明している。
ホームページからダウンロードできる。閲覧した人が意見を送信、掲載することもできる。ネットで意見を述べた人たちは5月に話し合いを持ち、提言集を修正することにしている。
同会の代表幹事の一人、久武昌人さん(48)は「住民からの『逆マニフェスト』と言える。今後よりよいものにし、将来は、フリーソフトウエアのように議会に自由に使ってもらいたい」と話している。
●「多摩市議の通信簿」 市民団体が公開
ー2007年4月11日 東京新聞ー
現職市議の活動を独自評価した通信簿
統一地方選で行われる市議選を前に、東京都多摩市の市民団体「多摩市議会ウオッチングの会」が同市の現職市議26人の議会 活動を独自に評価した「多摩市議会 議員の通信簿」を出した。
各議員の4年前の選挙公約を再点検し、一般質問で取り上げた実績や議会活動の情報公開度などを盛り込んでいる。
通信簿は、有権者が立候補者を判断する材料として、投票率向上を目指して前回市議選前に初めて発行。今回はA4判30ページ。2003年6月定例会から06年12月定例会までの市議会の議事録や傍聴記録などと、4年前の選挙公報に書かれた公約を基に評価した。
議会活動では、4年間の一般質問の累積時間、行政側の答弁時間を棒グラフで掲載。議案、陳情などへの賛否の一覧表を入れたり、各議員の政策提言力、行政チェック能力、議会態度を4段階で評価したりしている。
一般質問での公約への取り組み欄のコメントでは「努力が物足りない」「行政を突き動かす力にはいまひとつ迫力が乏しい」など、辛口の批評も記載。今回から、インターネットのホームページやブログの有無、議会活動の情報公開度の4段階評価も新たに盛り込み、幅広い観点から分析している。
前回は、一部議員から内容へのクレームもあったが、今回は現在のところないという。
同会は1998年5月に発足し、会員は現在約40人。議会を傍聴し、審議経過をまとめた「市議会ウオッチングニュース」を年4回の定例会ごとに発行、配布している。牧野順一代表(74)=同市和田=は「議員を監視するのは、選択した市民の義務。4年間の取り組みで、一般質問など議員の活動や態度は向上した。住民の声を反映する議員を選ぶ判断材料にしてほしい」と話している。
議員の通信簿は、市内の公民館やコミュニティーセンターなどで無料配布している。
●文京区の住民から発案された区長、区議会への政策提言
マニフェスト。
「議員通信簿」とは、
●多摩市民が多摩市議会をウォッチングして現職市議の活動
を独自評価した通信簿。
*地方議会にも有権者のチェック機能が働きはじめた証左だろうか?
http://www.asahi.com/national/update/0416/TKY200704160082.html
●住民らが「逆マニフェスト」提言集 区長選候補に提示
ー2007年04月16日朝日新聞ー
東京都文京区の住民有志が、住民の立場から実現してほしいと考える区の「施策提言集」を作成し、15日告示の区長選の候補者らにこのほど提示した。ホームページでも公開、今後もネット上で意見を募って随時修正を加え、選ばれた区長や区議会にも活用してもらう方針だ。ネットユーザーが自発的に編集に参加して発展させてゆく、いわば「ウィキペディア型」の政策集といえそうだ。
作成したのは、区民約30人で作る「文京の未来を育てる親子の会」。無党派を掲げ、公務員や都市コンサルタント、新聞記者、IT系会社員らがそれぞれの専門性を生かし、実現を望む政策を練ってきた。
「提言集」は教育、街づくりなど11項目、45ページに及ぶ。教員委員公募などを提案、住民主体のまちづくりをうたう。二つの公園を廃止し、跡地に総合体育館を移設したり、中学の統合校を建てたりする区の計画に対しては、「公園があることでまちの資産価値が高まる」などとして反対を表明している。
ホームページからダウンロードできる。閲覧した人が意見を送信、掲載することもできる。ネットで意見を述べた人たちは5月に話し合いを持ち、提言集を修正することにしている。
同会の代表幹事の一人、久武昌人さん(48)は「住民からの『逆マニフェスト』と言える。今後よりよいものにし、将来は、フリーソフトウエアのように議会に自由に使ってもらいたい」と話している。
●「多摩市議の通信簿」 市民団体が公開
ー2007年4月11日 東京新聞ー
現職市議の活動を独自評価した通信簿
統一地方選で行われる市議選を前に、東京都多摩市の市民団体「多摩市議会ウオッチングの会」が同市の現職市議26人の議会 活動を独自に評価した「多摩市議会 議員の通信簿」を出した。
各議員の4年前の選挙公約を再点検し、一般質問で取り上げた実績や議会活動の情報公開度などを盛り込んでいる。
通信簿は、有権者が立候補者を判断する材料として、投票率向上を目指して前回市議選前に初めて発行。今回はA4判30ページ。2003年6月定例会から06年12月定例会までの市議会の議事録や傍聴記録などと、4年前の選挙公報に書かれた公約を基に評価した。
議会活動では、4年間の一般質問の累積時間、行政側の答弁時間を棒グラフで掲載。議案、陳情などへの賛否の一覧表を入れたり、各議員の政策提言力、行政チェック能力、議会態度を4段階で評価したりしている。
一般質問での公約への取り組み欄のコメントでは「努力が物足りない」「行政を突き動かす力にはいまひとつ迫力が乏しい」など、辛口の批評も記載。今回から、インターネットのホームページやブログの有無、議会活動の情報公開度の4段階評価も新たに盛り込み、幅広い観点から分析している。
前回は、一部議員から内容へのクレームもあったが、今回は現在のところないという。
同会は1998年5月に発足し、会員は現在約40人。議会を傍聴し、審議経過をまとめた「市議会ウオッチングニュース」を年4回の定例会ごとに発行、配布している。牧野順一代表(74)=同市和田=は「議員を監視するのは、選択した市民の義務。4年間の取り組みで、一般質問など議員の活動や態度は向上した。住民の声を反映する議員を選ぶ判断材料にしてほしい」と話している。
議員の通信簿は、市内の公民館やコミュニティーセンターなどで無料配布している。
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