コムスンの介護報酬不正請求事件に対する厚生労働省の措置は
年金記録漏れ騒動のなかでタイミングよくでてきた。
勘ぐれば、社会保険庁の年金記録漏れへの国民の怒りを緩和する
ための目くらまし、とも見れる。
コムスンは買収した桜湯園を経営していた日本シルバーサービス
に介護事業を付け替えるという。厚労省は事前の了解があったと
いう報道を慌てて打ち消した。先週、厚労省老健局の役人にセミ
ナー講師として来てもらったばかりであるが、先週と今週では状
況が一変した。
コムスンは曰くつきの企業だが、老人ホームなどの施設は経営が
立ち行かなくなってM&Aになるケースが最近増えた。
ベネッセ、ワタミ、セコム、アオキインターナショナル、オリッ
クス、など他分野の企業が参入、外資系のファンドも盛んに進出
を図っている。高齢者が増える未来社会の有望産業なのだ。
利益追及一辺倒のハコ物事業の感覚では解決しない、運営のソフ
トが他よりも必要な事業である。
ジュリアーナディスコであてた折口会長の儲け感覚は、現場には
抵抗感が強い。
厚労省も一罰百戒の意味で評判の悪いコムスンを血祭りにあげた
のだろうが、厚労省の猫の目行政がそもそもの一因でもある。
役所の関与がありすぎるのは新分野の起業の芽を潰してしまう。
厚労省は毎年、名目を変えて予算を過大に請求しその権限を手離
さない最たる役所だ。
ところでコムスン以外にもニチイ学館、ジャパンケアサービスが
同じように介護報酬の不正請求で返還している。どうして注目さ
れないのだろうか?

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