先月19日に行われた民主党VS知事会の道路問題討論会を傍聴した。
道路特定財源維持を主張する東国原英夫宮崎県知事と麻生渡福岡県知事
に対して、ガソリン暫定税率撤廃と道路特定財源から一般財源化を主張する
民主党菅直人代表代行と逢坂誠二衆院議員元北海道二セコ町長。
東さんは菅さんを盛んに挑発して遅れている宮崎県に高速道路を要望し、
菅さんは道路計画優先順位の透明な決定方法をつくるべきと譲らない。
宮崎を取材したフリーライターの横田一さんが東さんに高速道路でなく現在
の道路の拡幅では駄目なのか、など質問したが結局、平行線のまま終了した。
その後1ヶ月以上経っても状況は変わらない。どころか暫定税率の期限
がきてしまった。菅さんに国土交通省の言いなりになっていると指摘された
東さんの発言も変わらない。
逢坂さんは自らの地方首長体験から、一般財源化しても地方に実害はない。
各省庁の補助金を廃止して交付金を国がだすほうがいいし、資源配分を柔軟
にして教育や救急医療などに振り向けるべきだとする。
暫定税率を撤廃すると地方税収が2.6兆円不足するとの声には昭和62年
の売上税騒動の時は北海道は調整債を発行して混乱を回避した。そうだ。
生活道路の整備、補修は必要だが地方に高速道路はそんなに必要か、
東さんは宮崎は遅れている、道路さえ通れば産業が発展する。と言うが、
高速道路、新幹線が通る熊本、鹿児島が大発展したとは聞かない。むしろ
ストロー現象で福岡に吸い取られている。ICTの発達で宮崎独自の未開拓の
産業分野もあるだろう。
国交省道路局の財布化した道路特定財源は天下り機関の経費、大名旅行 
マッサージ機、カラオケ機、などに無駄使いしたと指摘されている。
片山前鳥取県知事が言うように、この際、暫定税率を廃止して一般財源化
する。そのことがこの国の改革に繋がるだろう。
東さんに久しぶりと声をかけると、報道にもみくちゃになりながらも、
「どうも、どうも」と応えてきた。
菅さんが言うように発信力の強い東さん、
「自分が言えばマスコミを通じて報道されるので自分に反対ができない、
バッシングがくるだろう」という発言は買いかぶりというか、帝王気取り
が気になる。
あの知事選挙のマニフェスト作成リーダーとして私はテレビ番組の中で
「喧嘩してでも妥協することなく初心を貫いて欲しい」と述べた。
改革の敵は守旧派であり、一地方だけでなく国全体からみて東さんには
改革の必要を論じてもらいたい。
公共工事や道路を作れば地元の土建業が一時的に潤う。敵に回したくない
ということでもないのだろうが、道路土建屋行政に終止符を打つ時である。
雑誌のキャッチコピーを借りて東さんには言いたい。
「土建化(どげんか)せんといかん」では困りますよ、知事!

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